2019-12

ポーランド日記

ポーランド日記 12/7 – 12/13

12/7(土)  曇 5℃ 朝起きたら知らないネコが増えていて笑う。昨日の夜から帰ってきていたホストの娘さんのネコらしい。すでにいる4匹のネコと同じで、このネコもとても人懐っこい。 午後から中心街のほうのカフェに入って事務作...
異郷幻灯

【異郷幻灯】01. トルコ——石原ユキオ

旅先で訪れた町や、行ったことはないのになぜか心惹かれる場所、また、旅を詠った詩歌について……。そんな、心の中にある「異郷」をテーマに、自由な切り口からエッセイを書いていただくリレーエッセイ企画です。第一回は俳人の石原ユキオさん(@yuki...
詩歌作品

【短歌8首】砂糖の森 − 睦月都

砂糖の森睦月都 霜月の森に入れば甘い匂ひいづれ会ふまでの時間を歩く とまり木にとりどりの鳥、鳥は鳥の骨格通り羽を広げる 刀鍛冶のごとくに研ぎてしならせて鳥は尾羽のするどさ保つ やはらかな鱗の覆ふまなぶたが音無く落ちぬ、鳥の眠りに...
ポーランド日記

古都クラクフのクリスマスマーケット

22日の夜から23日、1泊2日でポーランドの古都・クラクフに滞在した。 クラクフのクリスマスマーケットを見てみたいと思ったのだ。 ポーランドの中では最大規模のマーケットが開かれるという。ワルシャワのクリスマスマーケットがとてもよかったので...
歌会記

海外から歌会に遠隔参加する

12/18(水)、第37回神保町歌会が開催されました。 「神保町歌会」は相田奈緒、坂中真魚、それと本稿の筆者である睦月都の3人が2016年から始めた歌会で、およそ1ヶ月に1回、平日の夜に、都内の貸し会議室などを借りて開催しています。...
歌会記

りんてん舎歌会記(2019年10月5日)

 歌会の楽しさは評にあると思う。  短歌には評という文化がある。他の界隈でも評論や批評は存在するが、短歌の評はそれらと比較してやや独特だ。評論はジャンルの中でも限られた人しか行わないけれど、短歌の評は作者、あるいは場に参加する人の多くが行...
詩歌作品

【短歌12首】りんごの味 – 椛沢知世

りんごの味椛沢知世 タピオカに生まれるはずが間違えたようなニキビを眠るまで触る 手首から慣れないにおいいいにおいいつもより顔まわりを触る 目がかゆいのは春か秋友だちの誕生日だいたい覚えてる かわいいと人に言われてつぶやけば口からスクランブ...
ポーランド日記

ポーランド日記 12/2 – 12/5

12/2(月) 曇 0℃ ワルシャワ・ショパン空港に定刻通り着陸する。入国審査を終えて、荷物を取ってゲートを出ると、まだ朝の8時前だった。Airbnbで取った部屋のホストには早い時間の到着でも問題ないと言われていたが、さすがに早すぎる気が...
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