詩歌作品 うたとポルスカ通信vol.2 井の頭公園時間差吟行編+特別ゲスト作品公開のおしらせ 2021年8月29日、第2回オンライン短歌市開催にあわせて期間限定配布しました「うたとポルスカ通信vol.2」の内容に、今回新たに特別ゲストをお招きし、Web公開します。 「うたとポルスカ」のフリーペーパー第2弾。今回は『井の頭公園... 2021.09.14 うたとポルスカ 詩歌作品
詩歌作品 【井の頭公園時間差吟行】八月十一日(水) — 椛沢知世 八月十一日(水) 椛沢知世 薄い空に蟬声は抜け白鳥のボートを見つつ飲むヨーグルト 電動のろくろ回しの上にいるよう毛づくろいの鴨に水の輪 行く方を迷えば耳に垂れてくるリボン 枝先に結ばれている 紫陽花の一つがまだ青い色してて水の入っ... 2021.09.14 うたとポルスカ 詩歌作品
歌会記 りんてん舎歌会記(2019年10月5日) 歌会の楽しさは評にあると思う。 短歌には評という文化がある。他の界隈でも評論や批評は存在するが、短歌の評はそれらと比較してやや独特だ。評論はジャンルの中でも限られた人しか行わないけれど、短歌の評は作者、あるいは場に参加する人の多くが行... 2019.12.12 温 歌会記
詩歌作品 【短歌12首】りんごの味 – 椛沢知世 りんごの味椛沢知世 タピオカに生まれるはずが間違えたようなニキビを眠るまで触る 手首から慣れないにおいいいにおいいつもより顔まわりを触る 目がかゆいのは春か秋友だちの誕生日だいたい覚えてる かわいいと人に言われてつぶやけば口からスクランブ... 2019.12.12 うたとポルスカ 詩歌作品