ポーランド日記 1/7 – 1/18

ポーランド日記

2020/01/07(火) 薄曇り 2℃

クリスマスホリデーが明けて街が平常運転に戻った。長い休暇明け特有の、からっとして、気恥ずかしそうな街の雰囲気。

午前中、語学学校の初回授業に参加する。教師はポーランド人の女性で、生徒は私ひとりだった。普段は他にふたりの生徒がいるらしいのだが、今日は欠席らしい。初対面の人と90分、膝をつきあわせて会話し続けるのはふつうにそれだけできついとわかる。

授業後、前の部屋に行ってホストのアガタさんに会う。私が忘れ物をしたので、わざわざ連絡をくれたのだった。
離れてまだ10日と経っていないのにすでに懐かしかった。猫たちとも会えた。お土産に買っていったマドレーヌを出し、少しお茶をする。

2020/01/09(木) 雨 7℃

米大統領会見の書き起こしを読んでから家を出る。語学学校2日目。電車の中で宿題をする。

今日も生徒は私ひとりだった。先生と一対一で90分。楽しいけど、授業のはじめのスモールトークが苦手だ。語学力云々以前に、日本人とポーランド人の似てるところとか、違うところとか、ワルシャワは東京に比べてどうかとか、そういう、主語が都市とか国レベルに大きい質問をされると普通に固まってしまう。

帰り、電車の中でぼうっとしてたら4駅も乗り過ごしていることに気づく。慌てて飛び降りたが駅の周囲には何もなく、辺りは真っ暗で、次の電車は35分後で、ちょっと泣きそうになった。市街地からはだいぶ離れた場所だったけれど、Uberを呼んだら5分ほどで来てくれた。ありがたい。

後部座席におさまりながら、9年前は、この技はできなかったなーと思う。9年前にひとりでヨーロッパを旅行したときは、スマホはあったけど今みたいにいろいろサービスが充実していなくて、盛大に道に迷って、果てしなく畑ばかりが続く道を果たしてこの道が正しいのかも分からないまま1時間も2時間も歩いたりした。もうあんな無謀な旅行体験はできないだろう。したくないけど。

2020/01/12(日) 晴 5℃

日曜日なのでお店はどこもやっていないけど、天気がよかったのですこし散歩する。ネコ、リス、イヌ、ウマを見かける。

夕方、ホストのご家族に誘っていただいて夕飯をごちそうになる。
ポーランドでは一般的な主食となるそばの実を炊いたもの、蒸したじゃがいもやビートルート、手作りドレッシングのサラダ、メインはミートボールのクリームソース。どれもとても美味しかった。ポーランドのごはんはあまり重くなく、素朴な味のものが多くて美味しい。

日本では、そばの実は炊くのではなくヌードルに加工して食べる、と紹介する。

社会に思うところが多そうな18歳

2020/01/13(月) 曇 5℃
授業のある日だったが、昨日〆切の原稿がどうしても仕上がらず、休んだ。どうにか書き上げて送付する。

天真爛漫の1歳

2020/01/14(火) 晴 2℃

朝ごはん

語学学校の日。ようやく他の生徒に会えた。

数日前から爪を切りたかったのに爪切りが見つからなくて、とうとう夢の中で爪を切っていた。現実の爪切りを購入。

2020/01/15(水) 晴 6℃
午前、「うたとポルスカ」を更新。

近くの店で売ってたの食べたらおいしくて、どこのだろうって見たらエースコックだった。大阪

きのううまく眠れなかったので、ごはんを食べて一眠りして、起きたら16時だった。窓から見える空はまだすこし明るく、すこし、日が長くなってきた、と思う。

あした引越しなので荷造りをする。

2020/01/16(木) 晴 6℃
朝9時、引越し。Uberを呼んで荷物をつめこみ、出発する。

Uberを待ってるあいだに見かけたリス
新居

前の住人が残したものなのか、棚に電飾がかかっていて楽しくなる。点ける。

2020/01/17(金)
備え付けのソファベッドがちょっと寝返りも打てないくらい固くて、マットレスを探しに行く。ソファベッドの上にマットレスを敷くのは悔しさがあるけど、しかたがない。睡眠の方が大事

霧の濃い朝だった。ワルシャワは霧が出ることが多いけれど、今まで見たなかでいちばん濃い霧だったかもしれない。頭上に明るい満月が見えて、月だ……と思ったところから、満月がこんな時間に出ているわけがないことに気づくまでの、世界をすこし脱線してしまったようなおかしな時間。

いくつかのお店やショッピングモールを回って、BLUE CITYという場所に辿り着く。 20世紀に考案された未来の建物というかんじ。ときめく。なぜか麺屋武蔵がテナントに入ってるのもSFだった。

BLUE CITYの中のIKEAで無事マットレスを購入。明日引き取り。

2020/01/18(土) 曇

窓の外にかささぎがいる。かささぎは図鑑と和歌でしか見たことなかったのでおどろく。こんにちは。

鵲のわたせる橋に置く霜のしろきを見れば夜ぞ更けにける 大伴家持

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