詩歌作品 【短歌20首】初夢 — 原田彩加 初夢原田彩加 占いの看板の灯を過りつつ現状維持のまま冬がくる 水たまりに浮かぶイチョウの小ささは疎遠になった人の小ささ 同じ生地で作られているスカートと地下鉄の駅にてすれ違う 変わらない水面を漕いでゆくように一日一往復のメールで... 2020.01.24 うたとポルスカ 詩歌作品
歌会記 りんてん舎歌会記(2019年10月5日) 歌会の楽しさは評にあると思う。 短歌には評という文化がある。他の界隈でも評論や批評は存在するが、短歌の評はそれらと比較してやや独特だ。評論はジャンルの中でも限られた人しか行わないけれど、短歌の評は作者、あるいは場に参加する人の多くが行... 2019.12.12 温 歌会記