詩歌作品 【短歌7首】TOKYO 2020 — 牛尾今日子 TOKYO2020牛尾今日子 ほんまそれって敬体で言う言い方も分からないまま言わなくなって 入れない芝の上にも葉は落ちて火があればよく燃えそうなのに 糸端が裾から垂れるびろびろをむしり取る手に力を込めて ポケットに財布の入るジャンパー... 2020.11.30 うたとポルスカ 詩歌作品
評 【ブックレビュー】『それぞれの街に降る雨についての数行』(朱位昌併、千種創一、?田恭大、2020年) (執筆者:温) 「それぞれの街に降る雨についての数行」は、活版作家・増本綾プロデュースの活版印刷による詩歌の作品集です。 詩人の朱位昌併、歌人の千種創一、吉田恭大の三人による作品に、それぞれアイスランド語、アラビア語、中国語の翻訳を... 2020.11.24 温 評
詩歌作品 【短歌30首】ラベンダー・サンダー — 谷川由里子 ラベンダー・サンダー谷川由里子 ドクが胸に挿したのもピーターラビットのうさぎたばこもラベンダー くじけなかった日の満月はまるい月光に照らされる眼球よ はじめての外耳炎のはじめての薬疹のラベンダー色のあと ぺらぺらと捨てられている... 2020.11.24 うたとポルスカ 詩歌作品