田島千捺

杉原一司歌集刊行記念

【杉原一司一首評/田島千捺】何を手よはらひのけむとせるやいま冬月しろく冴ゆる宙にて

(執筆者:田島千捺)   何を手よはらひのけむとせるやいま冬月しろく冴ゆる宙にて 杉原一司 「何を手よ」に驚かされた。冷え冷えとした夜の空気を感じて、何かを払いのけるような手に疑問を投げかけているが、その手は自分の手ではない...
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