評 【ブックレビュー】『Dance with the invisibles』(睦月都) 夜のプールに脚をひたすやうに降りてゆく階段が地下劇場へと続く 長電話終へたる部屋の遠き無音 ネアンデルタールの洞窟に似しか 悲し、とふ言葉が今朝はうすあをき魚の骨格となりて漂ふ 現実と重なり合うようにして、半透明のまぼ... 2023.11.17 温 評